モテない人生をこじらせる前に。

彼氏、彼女が欲しい、何人の異性とも関係を持ちたい、結婚したい、モテたい。

心の奥底には、このような願望が眠っており、現実にモテている他人を眺めながら「彼は軽いチャラついた男だ」、「彼女は軽い遊び人の女だから」と他人を否定し、モテていない「健全な」自分を守り、自己保身に身を焦がす。

これも心の働きとしてはある種、正しいと思います。異性関係に限らず、こういった感情の経験はしたことがあるはずです。

しかし、本当はそうなりたい他人を否定し、そうなれない自分を肯定し続けると不幸なことが起こります。

「こじらせ男」・「こじらせ女」

実例です。

ケース1

女35才、独身、実家暮らし。

お世辞にも可愛いとは言えないタイプ。

それなりに社交性はあるものの、プライドが邪魔をして自分からアプローチをしたことがない。過去、一人だけアプローチしてきた男性がいたので、付き合ったが、何らかの理由ですぐに別れたので、まともな恋愛経験なし。

彼女は口を開けば、結婚なんてしたくない、結婚なんて必要ない、と自分から結婚の話題を振ってくる。誰も聞いていないのに、しかも頻繁に。それにも関わらず、婚姻届を出すのであればこういうデザインが良いだの、白人なら結婚しても良いだのと、会話の端々に結婚に対する願望を覗かせる。

周囲からは婚活パーティーや結婚相談所に行けば、良い出会いもあるかもよ、もしかしたら素敵な人が現れるかもしれないよ、と言われても、そんなものには興味ない、行きたくないと言い張る。

ケース2

男45才、独身、実家暮らし。

こちらもとてもハンサムとは言えないタイプ。

社交的ではないが、かといって内向的でもない。しかし、プライドは高い。今まで女性と付き合ったことがない。

「結婚はしているのですか?奥さんはいるんですか?」と問われれば、「今はいないです」と答える。「今は…ってことは前はいたの?」と当然聞かれるのだが、「いえ、ずっといませんが」と答える。「今は」と言葉を加え、さも過去にはパートナーがいたような口ぶりで話す。周りの人たちが、もし相手がほしいなら、こうした方がよい、ああした方がよいと言っても「いやいや、もう自分なんて…」と年齢や容姿を言い訳にして素直に聞き入れようともしない。

このように、若い時にあまりに異性と接触がないと、年を重ねてから「異性と接触のない自分」をこじらせ、プライドだけが肥大して手がつけられなくなります。

まずはモテない自分を認めること

私の友人で、「結婚なんてしない」と言い張っていた女性がいます。彼女は気立ても良く、可愛らしいので、とある男性に熱烈にアプローチを受け、お付き合いすることになり、そのまま結婚。今では幸せそうに、結婚してよかったと言っています。

結局のところ、魅力ある男性、女性というのは異性が放っておかないですし、世間でいうモテモテの状態とまではいかなくても、職場や友人関係等、自分の交友範囲の中で自然と相手が見つかったりするものです。

しかし、異性からアプローチを受けるタイプの人間ではないと自分でわかっているのなら、まずはそれをはっきりと認めることです。

認めれば、そこがようやくのスタートラインです。そこに立って初めて、恋人を作るにはどうしたらよいか、どこで出会いを見つけられるのか、といった具体的なプランを練ることができるのです。現状、こじらせたままでは、周囲の人間がどれほど

相手のいない自分を正当化し、いつまでも自分の殻にこもり続け、目の前に理想の相手が現れない理不尽な世の中のせいにし、運命を呪い、それでいて、どこかそんな「恵まれない」自分を溺愛している。

周りから見れば、それ自体が滑稽で仕方がないのですが、本人の思考はこうなのですからどうしようもありません。

恋愛に限ったことではないが

人はすぐに、自分の実力を過信したり、逆に上手くいかないことがあると、運や他人や環境のせいにしたりしてしまいます。確かにそういう面も少なからずあります。

運や他人や環境など、自分の手の及ばないところで何かが起こるということもあります。それでも、自分に原因を求め、自分の足りないところを正面から認めるということが、まずは第一歩です。

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